1.コクラン共同計画エビデンスエイドとは何か

コクラン共同計画(The Cochran Collaboration)
エビデンス・エイド・プロジェクト(Evidence Aid Project)
エビデンス・エイド(Evidence Aid)

日本の地震と津波に関するリソース
(Resources for Japanese earthquake and tsunami)

コクラン・エビデンス・エイド:地震に関する情報リソース
(Cochrane Evidence Aid: Resources for earthquakes)

コクラン・エビデンス・エイド:急性外傷におけるトラネキサム酸
(Cochrane Evidence Aid: Tranexamic acid in acute trauma)

コクラン・エビデンス・エイド:洪水と不衛生な水に関する情報リソース
(Cochrane Evidence Aid: Resources for flooding and poor water sanitation)

コクラン・コラボレーションのエビデンス・エイド・プロジェクトは、2004年12月のインド洋津波災害の後に開始されたプロジェクトである。本プロジェクトでは、コクラン・レビューやその他の系統的レビューで得られた知識に基づき、自然災害やその他の重大な保健医療上の緊急事態において考慮されるべき介入に関して、信頼性が高くかつ最新のエビデンスを提供することを目的とするものである。本プロジェクトでは、どの介入が有効であり、どの介入が有効でないのか、どの介入にはさらなる研究が必要であるのか、どの介入が、例えどれほど重要と思われていても、有害性はないのかどうかを探求するとともに、これらの情報を、災害に備えようとしている人々、あるいは、災害に対処する事態に直面している機関や人々に提供する。
エビデンス・エイドは、3つの主な内容を含んでいる。第一は、災害の発生時や発生直後の緊急対応に関して必要となるエビデンスの提供、第二は、災害の発生後、数週間から数ヶ月の間に、状況に応じて必要となるエビデンスの提供である。これらの情報は、災害によるリスクの低減や、災害の影響を緩和させるための方策を計画する上でも役に立つものである。第三は、エビデンスの必要な分野のついての情報を収集し、最新の系統的レビューや関連する研究によるエビデンスが存在しないかどうかを探索する取り組みである。


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エビデンス・エイド:日本の地震と津波に関する情報リソース
(Evidence Aid: Resources for Japanese earthquake and tsunami )

コクラン・エビデンス・エイド:地震に関する情報リソース
(Cochrane Evidence Aid: Resources for earthquake)

コクラン・エビデンス・エイド:洪水と不衛生な水に関する情報リソース
(Cochrane Evidence Aid: Resources for flooding and poor water sanitation)

3月11日(金)に日本の海岸地域に生じた地震とその後の津波は、甚大な被害をもたらしている。コクラン・コラボレーション・エビデンス・エイドの情報は、このwebサイトとコクラン・ライブラリーから入手することができる。これらは、洪水や外傷の治療に関連する保健医療介入に関する情報を提供するものであり、これらの情報は、状況の変化に応じて、絶えず見直され、必要な修正と拡張が行われる。さらに、Wiley-Blackwell社と共同して、11.00グリニッジ標準時(2011年3月11日)以降、日本のあらゆる人々が、無料でかつワンクリックで、コクラン・ライブラリーの全情報にアクセスできるサイトをオープンした。エビデンス・エイドに関して、何か提案がある方、あるいは、何か支援の申し出がある方は、次のアドレスに連絡願いたい(EvidenceAid@cochrane.org)。


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